2024年9月5日(木)
パリ2024パラリンピックのボッチャ競技は8日目。火ノ玉JAPANの全ての競技が終了し、混合チーム戦BC1/BC2に出場した杉村英孝選手(TOKIOインカラミ)、廣瀬隆喜選手(西尾レントオール)、遠藤裕美選手(福島県ボッチャ協会)が銅メダルを獲得しました。
今大会では、遠藤選手が個人戦で獲得した銅メダルに続き、ボッチャ日本代表チームとして2つ目のメダル獲得となりました。これまでのパラリンピックにおけるボッチャ日本代表のメダル獲得数では通算6つ目。BC1/BC2チーム戦ではリオ2016大会での銀メダル、東京2020大会での銅メダルに続き3大会連続でのメダル獲得となりました。なお、杉村選手は通算4つ目、廣瀬選手は3つ目、遠藤選手は2つ目のパラリンピックメダルとなります。
火ノ玉JAPANの最後の試合となった混合チーム戦BC1/BC2の3位決定戦。対戦相手は韓国。杉村英孝選手、廣瀬隆喜選手、遠藤裕美選手が銅メダルを懸けた日韓戦に挑みました。
試合前の予想通り、一進一退の攻防が繰り広げられる試合は、第1エンドで1点先制、第2エンドで3点を加点するも、第3エンドで3失点し、前半3エンドを終えて4-3の接戦。後半は日本が第4エンドで1点、第5エンドで2点、第6エンドで1点と着実に加点し、最終スコア8-3で見事勝利!この種目3大会連続メダルとなる銅メダルを獲得しました!
BC1/BC2チームキャプテン・杉村英孝選手のコメント
「(銅メダルという結果は)金メダルを目指していたので悔しい気持ちはある。3大会連続で獲れたことは誇りに思うし、3年間取り組んできたことがしっかり表現できたのが銅メダルに繋がった。しんどい試合が続いたが、力を出せたのは観客のチカラ。日本で応援して下さる皆さんと共に、パリの地で声援を送って下さったたくさんの観客のおかげで、ホームのような感覚的試合できたことは本当に幸せだった。コートに立つのは3人だけど、監督、コーチ、スタッフのサポートがあってこそ。インドネシアに負けてしまった状況で、価値ある銅メダルとなった。」
皆さま、1週間にわたり、熱い声援をありがとうございました!!
ボッチャ競技第8日目の試合結果
BC1/BC2チーム - 3位決定戦
日本(杉村/廣瀬/遠藤)🇯🇵 8-3 🇰🇷韓国(JUNG/SEO/JEONG)
┗🥉銅メダル獲得