一般社団法人 日本ボッチャ協会

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一緒があたりまえの
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JBoAは日本国内の肢体不自由児者を中心とした障がいのある方の競技力向上を目指し、すべての障がいのある方、及び健常者に対して広く一般的にボッチャの振興と普及を図り、ボッチャを通じて障がいの有無関係が無いインクルーシブな社会を実現を目指します。更に、より密接に共生することのできる社会を創造します。

日本ボッチャ協会について
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お知らせNews

ックアップ

社会的な取り組み

【BETTER TOGETHER】日本選手権西日本・東日本予選会 両会場にて衣服のリサイクル活動を実施!

衣服回収イメージ ©︎Goldwin「一緒があたり前の社会にする」を理念とする一般社団法人日本ボッチャ協会では、より多様な文脈での社会とのつながりと連携を強化し、理念の具現化を推進するため、2025年度より社会連携プロジェクト「BETTER TOGETHER」を発足しました。本プロジェクトでは「一緒に取り組むことで、より良い社会をつくっていく」ことを目指し、今後長期的に様々なアクションを実施して参ります。その具体的なアクションの第一弾として、動き始めたのが「火ノ玉CYCLE」プロジェクトです。今年度、日本ボッチャ協会主催大会の会場内に不要となった衣服回収を行い、回収した衣服を火ノ玉JAPANのウエア素材として再生させる取り組みが「火ノ玉CYCLE」プロジェクトです。初回となった「BOCCIA JAPAN CUP 2025」では、大会初日の2025年4月5日(土)に会場内(東京体育館・東京都渋谷区)に回収ボックスを設け、Bラボ(BOCCIA SOCIAL INNOVATION LAB)メンバー、大会ボランティアの方々にご協力いただき、衣服回収を行いました。大会初日のみの実施でしたが、73名の方々から不要となった衣服を回収させていただき、回収した総量は124.5kgに上りました。今後、日本ボッチャ協会の主催大会で継続的に回収を実施していく予定で、次回は日本選手権予選会にて実施することが決定しました。6月7日(土)、8日(日)には西日本ブロック予選会が行われるスカイホール豊田(愛知県豊田市)にて、6月14日(土)、15日(日)には東日本ブロック予選会が行われる福島トヨタクラウンアリーナ(福島県福島市)にて回収ボックスを設け、実施予定です。実施概要日時:2025年6月7日(土)〜8日(日) (愛知県・スカイホール豊田)/2025年6月14日(土)〜15日(日) (福島県・トヨタクラウンアリーナ福島)主催:一般社団法人日本ボッチャ協会運営協力:株式会社ゴールドウイン、日本ボッチャ協会公式ファンコミュニティ「Bラボ(BOCCIA SOCIAL INNOVATION LAB)」アクティビティ企画:・Bラボブース内にGREEN CYCLEの衣服回収ボックスを設置▶︎ご協力いただいた方にはノベルティグッズを配布予定回収可能な衣服:回収できるのは「衣服のみ」です。下着、靴、バッグ、靴下、帽子、手袋、ネクタイなどのアクセサリーは回収しておりません。また、事前に洗濯いただくようご協力をお願いいたします。あなたの衣服が⽕ノ⽟JAPAN のウエア素材に⽣まれ変わる!この取り組みは、JBoAオフィシャルサプライヤーである株式会社ゴールドウイン(以下、ゴールドウイン社)が取り組む環境課題に対する活動に賛同し、実施するものです。ゴールドウイン社が取り組む環境課題に対する活動の3本柱の1つである循環型リサイクルシステム「GREEN CYCLE」と連携し、大会会場内に衣服回収ボックスを設置。回収した衣服を火ノ玉JAPANのウエア素材の一部に再利用することを目指します。また、今回の取り組みではJBoAが今後推進する社会連携プロジェクト「BETTER TOGETHER」の最初のアクションとして、協会理念である「一緒があたり前の社会にする」を体現すべく、誰もが参加できる形で「地球環境への配慮」について考え、行動できる機会を来場者の皆様に提供します。「BETTER TOGETHER」の第一弾となるこのリサイクル活動に参加することが、火ノ玉JAPANへの支援に繋がるアクションとなり、「一緒に取り組むことで、より良い社会をつくっていく」ことにも繋いで参ります。不要になったあなたの衣服が火ノ玉JAPANのウエア素材に生まれ変わる!日本選手権の西日本・東日本予選会に来場される際には、是非不要になった衣服をお持ち寄り下さい!回収実績BOCCIA JAPAN CUP 20252025年4月5日(土) (東京都・東京体育館)人数:73名回収量:124.5kg火ノ玉JAPANも自ら不要になった衣服をリサイクルへBOCCIA JAPAN CUP 2025ではパラ水泳・鈴木孝幸選手とボッチャ・廣瀬隆喜選手のWタカユキ対談も実施鈴木選手にもご協力いただきました!今後の衣服回収プロジェクト実施大会 *予定BOCCIA JAPAN CUP 20252025年4月5日(土)〜6日(日) (東京都・東京体育館)TOYOTA presents 第27回日本ボッチャ選手権大会 - 西日本ブロック予選会2025年6月7日(土)〜8日(日) (愛知県・スカイホール豊田)TOYOTA presents 第27回日本ボッチャ選手権大会 - 東日本ブロック予選会2025年6月14日(土)〜15日(日) (福島県・トヨタクラウンアリーナ福島)第10回全国ボッチャ選抜甲子園2025年8月7日(木) ひがしんアリーナ(東京都・墨田区総合体育館)第5回ボッチャオープンチャンピオンシップ2025年9月26日(金)〜28日(日) (神奈川県・カルッツかさわき)TOYOTA presents 第27回日本ボッチャ選手権大会2026年1月16日(金)〜18日(日) (愛知県・スカイホール豊田)BOCCIA JAPAN CUP 20262026年3月7日(土)〜8日(日) (東京都・武蔵野総合体育館)*予定は予告なく変更となる可能性がありますのでご了承ください。JBoA公式ファンコミュニティ「Bラボ」も活動のエンジンにさらに、今回の取り組みはJBoA公式ファンコミュニティである「BOCCIA SOCIAL INNOVATION LAB(Bラボ)」のメンバーに運営にご協力いただき、実施する予定です。2022年6月に発足した「Bラボ」のファンコミュニティとしての基盤をベースに「ソーシャルイノベーションラボ」としての機能を実装していく第一歩となります。Bラボの活動にはFiNANCiEにてボッチャトークンを保有することでどなたでも参加いただけます。Bラボ及びコミュニティの活動にご興味のある方は、以下のリンクより詳細をご確認ください。FiNANCiE – Bラボ(JBoA公式サイト「社会的な取り組み」)なお、JBoAでは、今後「BETTER TOGETHER」と連携いただける企業・団体を広く募集致します。オープンにご相談させていただければと思いますので、連携にご興味のある方は以下のフォームよりお問合せ下さい。BETTER TOGETHER 連携依頼フォーム

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日本代表

【AO選手権】ペア戦 BC3 有田・一戸が金メダル、BC4 江崎・岩井が銅メダルを獲得!

Pattaya 2025 World Boccia Asia-Oceania Regional Championships火ノ玉JAPAN BC3ペアが金メダル、BC4ペアが銅メダルを獲得!2025年5月22日(木)からタイ・パタヤにて行われたPattaya 2025 World Boccia Asia-Oceania Championships(アジア・オセアニア選手権=AO選手権)は25日(日)からチーム戦・ペア戦の競技が行われ、本日全競技が終了しました。日本代表チームはペア戦で、BC3の有田正行(RO=有田千穂)・一戸彩音(RO=一戸賢司)ペアが金メダル、BC4の江崎駿・岩井まゆみペアが銅メダルを獲得しました。BC1/BC2チーム(杉村英孝・廣瀬隆喜・遠藤裕美)を含め、チーム戦、ペア戦では全クラス揃って準決勝に進出し、メダル争いを繰り広げました。※RO=ランプオペレーター昨夏行われたパリ2024パラリンピック競技大会でもペアを組み、ROを含めてそのコンビネーションの質を高めてきたBC3の有田・一戸ペア。今大会では予選グループリーグではパリ2024大会金メダルの香港にこそ敗れたものの、2勝1敗でプレーオフにまわり、シンガポールに5-1で勝利。準決勝では韓国を4-3で振り切り、オーストラリアとの決勝に挑みました。世界ランキング1位、2位を誇る相手にも冷静に戦い、最終スコア4-3という接戦を制し、有田・一戸にとって悲願の金メダルを獲得しました。BC4の江崎・岩井も表彰台に上がりました。昨年台北で行われたワールドカップでは宮原とのペアで銅メダルを獲得した岩井と江崎のペアは、予選グループを2勝1敗でノックアウト(KO)ラウンドに進出。準決勝では中国に1-8で敗れましたが、3位決定戦で地元タイに5-1で勝利し、AO選手権でも銅メダルを獲得。昨年のワールドカップに続き国際大会での表彰台に上がりました。また、昨年パリ2024パラリンピック競技大会で銅メダルを獲得したBC1/BC2チーム(杉村英孝・廣瀬隆喜・遠藤裕美)は予選グループラウンドでは4試合を戦って韓国戦こそ落としましたが、3勝1敗で準決勝に進出。パリ2024大会準決勝の再現となったインドネシア戦でしたが、パリの雪辱を果たすことはできず1-9で敗れました。こちらもパリ2024大会の再現となった韓国との3位決定戦では、最終第6エンドで3点を奪われ6-7で惜しくも逆転負けを喫し、4位となりました。メダリストコメント🥇BC3ペア有田正行選手のコメント「日本からの応援やメッセージをありがとうございました。現地ではスタッフの方々が選手ひとりひとりに耳を傾けて、全員を気持ちよくコートに送り出してくれました。その結果が全クラス入賞という結果につながりました。」一戸彩音選手のコメント「私自身も一緒にはなりますが、これからもみんなで力を合わせて火ノ玉JAPANらしいボッチャできるようにしていきますのでみなさん応援をよろしくお願いします。」🥉BC4ペア江崎駿選手のコメント「みなさん応援ありがとうございました。今回は銅メダルを獲ることが出来ました。最後の試合はなかなか厳しい戦いで本当に苦しい時間帯がありましたが、みなさんの応援だったり、いろんな人のサポートを思い出して、しっかりと戦い抜くことが出来ました。これからも応援よろしくお願いします。」岩井まゆみ選手のコメント「みなさん応援ありがとうございます。このあと2週間後には(ワールドカップ)北京大会が控えています。そこに向けてチーム一丸となって、またみんなで戦っていきたいと思いますので引き続きみなさんの応援をよろしくお願いします。」2028年のロサンゼルスパラリンピック、そしてそこに繋がる来年の世界選手権に向けて重要な位置付けとなった今大会では、個人戦と団体戦を合わせて金メダル2つ、銅メダル3つ、KOラウンド進出8つという成績となりました。強豪ひしめくAO選手権では、初の全クラスメダル獲得となり、チームの掲げる目標を達成しました。特にチーム戦、ペア戦では出場した全クラスが準決勝進出を果たし、表彰台やランキングポイントという結果と共に、多くの国際大会での試合経験を積むことが出来ました。今回の経験の中で得られた収穫と課題をいかし、火ノ玉JAPANは次の目標に向かって前進していきます。みなさま、応援ありがとうございました!チーム戦・ペア戦の競技結果■BC1/BC2チーム・遠藤裕美(福島県ボッチャ協会)/杉村英孝(TOKIOインカラミ) /廣瀬隆喜(西尾レントオール株式会社) 4位■BC3ペア・有田正行(株式会社電通デジタル) /一戸彩音(株式会社スタイル・エッジ) 🥇優勝 ■BC4ペア・江崎駿(トランコム株式会社) /岩井まゆみ(一般社団法人豊田市ボッチャ協会) 🥉3位公式リザルトは以下よりhttps://worldboccia.io/event/247

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日本代表

【AO選手権】個人戦で遠藤が金メダル!杉村、一戸がそれぞれ銅メダルを獲得!

Pattaya 2025 World Boccia Asia-Oceania Regional Championships火ノ玉JAPAN 個人戦で金を含む3つのメダルを獲得2025年5月22日(木)からタイ・パタヤにて行われているPattaya 2025 World Boccia Asia-Oceania Championships(アジア・オセアニア選手権=AO選手権)の個人戦の競技が終了し、日本代表チームはBC1女子の遠藤裕美選手が金メダル、BC2男子・杉村英孝選手、BC3女子・一戸彩音選手がそれぞれ銅メダルを獲得しました。予選グループラウンドを2勝1敗のグループ2位で通過した遠藤選手は、ノックアウト(KO)ラウンドに進んでから強さを見せ、準決勝ではYee Jeralyn Tan選手(シンガポール)を8-0、決勝ではAngeline Lawas選手(マレーシア)を5-1のスコアで破り、見事金メダルを獲得。これが自身初となる国際大会での金メダルとなりました。準々決勝で杉村選手と廣瀬隆喜選手の日本人対決となったBC2男子では、この勝負を制した杉村が準決勝ではパリ2024パラリンピック金メダルの地元タイ代表Warawut Saengampa選手とのタイブレークにもつれ込む熱戦の末惜しくも敗れましたが、3位決定戦ではMuhammad Herlangga選手(インドネシア)を9-1で圧倒し、銅メダルを獲得。BC3女子の一戸彩音選手(ランプオペレーター=一戸賢司選手)は、準決勝でYejin Choi選手(韓国)に5-6の1点差で惜しくも敗れたものの、3位決定戦では予選グループラウンドでタイブレークの末に敗れたJamieson Leeson選手(豪州)との再戦に5-2で勝利し、前回大会での銀メダルに続き、今大会でも銅メダルを獲得し、AO選手権2大会連続での表彰台となりました。メダリストコメント遠藤裕美選手のコメント「今大会初の金メダルを獲得することができました。みなさんの応援が力になり最後まで戦い抜くことが出来ました。引き続き、チーム戦、ペア戦が待っています。そちらも引き続き応援よろしくお願いします。」杉村英孝選手のコメント「日本からたくさんのメッセージ、応援をいただきありがとうございました。そして支えてくださるスタッフのみなさん、チームメイトのみなさんに感謝したいと思います。今回の大会で得た収穫と課題をまた次の大会に繋げていきたいと思っています。このあとは団体戦が続きます。火ノ玉JAPAN一丸となって戦っていきたいと思いますので、引き続き応援をよろしくお願いします。」一戸彩音選手のコメント「みなさん応援していただきありがとうございました。みなさんの応援のおかげで表彰台に上がることが出来ました。後半のペア戦でも引き続き応援よろしくお願いします。」また、男子BC1・中村拓海選手やBC3・有田正行選手が準々決勝に進出したほか、グループラウンドで敗退した選手たちも価値ある勝ち星を上げ、来年の世界選手権、2028年のロサンゼルスパラリンピック競技大会に向け、良いスタートを切っています。大会は本日午後より団体戦(チーム戦、ペア戦)の競技がスタートしています。引き続き、火ノ玉JAPANへの応援をよろしくお願い致します!個人戦の競技結果■BC1女子・遠藤裕美(福島県ボッチャ協会) 🥇優勝■BC1男子・中村拓海(社会福祉法人愛徳福祉会 大阪発達総合療育センター) 準々決勝敗退■BC2女子・蛯沢文子(NTTコムウェア株式会社) グループラウンド敗退■BC2男子・杉村英孝(TOKIOインカラミ) 🥉3位・廣瀬隆喜(西尾レントオール株式会社) 準々決勝敗退■BC3女子・一戸彩音(株式会社スタイル・エッジ) 🥉3位■BC3男子・有田正行(株式会社電通デジタル) 準々決勝敗退■BC4女子・岩井まゆみ(一般社団法人豊田市ボッチャ協会) グループラウンド敗退・唐司あみ(株式会社CAC Holdings) グループラウンド敗退■BC4男子・江崎駿(トランコム株式会社) グループラウンド敗退公式リザルトは以下よりhttps://worldboccia.io/event/247

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コラム

<徹底解説!> アジア・オセアニア選手権とLA28への道

いよいよ来週5月22日(木)から27日(火)の日程でタイ・パタヤにて、World Boccia Asia-Oceania Championships 2025(AO選手権)の競技が行われます。昨年夏のパリ2024パラリンピック競技大会では、個人戦で遠藤裕美選手(BC1女子)、団体戦ではBC1/BC2チーム(杉村・廣瀬・遠藤)がそれぞれ銅メダルを獲得し、日本代表全体としては過去最多となる5つの入賞を果たした火ノ玉JAPAN。ベテランと若手が融合するチームにとって、3年後に行われるロサンゼルス2028(LA28)パラリンピック競技大会に向けての本格的な戦いがいよいよスタートします。さて、LA28に向けて重要な位置付けとなるAO選手権ですが、一体なぜそんなに重要な大会なのか?今回はそんな疑問にお答えしたいと思います。AO選手権とは?World Bocciaは、より広く世界中にボッチャを普及させ、各国の国際競技力の均衡を維持するため、世界各国をアフリカ、アメリカ、アジア・オセアニア、ヨーロッパの4つの地域に分類して国際大会を実施しています。今回タイ・パタヤで行われるAO選手権は、アジア・オセアニア地域の頂点を決める地域内では最高峰の大会となります。ボッチャの国際統括団体であるWorld Bocciaは、AO選手権のような地域選手権を以下のように説明しています。World Boccia Regional ChampionshipsThe Regional Championships provide a qualification route into the World Championships and the Paralympic Games. Regional Championship events will take place in each of the four regional areas. There will be an event in the first year and third year of the quadrennial in each regional area. To support regional development and align with regional differences an IPC Regional Para Games may be included and sanctioned as a World Boccia Regional Championship event subject to the timing of the event and meeting World Boccia criteria. If a Regional Para Games is sanctioned as a World Boccia Regional Championships, then these events will be combined to ensure there is only one event at this level in that region that year.<参考和訳>World Boccia地域選手権地域選手権は、世界選手権およびパラリンピック競技大会への出場資格を得るためのルートを提供します。地域選手権大会は、4つの各地域において開催されます。各地域では、パラリンピックを最終年とした4年サイクルのうち1年目と3年目に大会が行われます。地域の発展を支援し、地域ごとの特性に対応するために、IPC地域パラ競技大会が、時期やWorld Bocciaの基準を満たしている場合に限り、World Boccia地域選手権大会として認可・統合される可能性があります。地域パラ競技大会がWorld Boccia地域選手権として認可された場合、その年の当該地域における同レベルの大会は1つに統合されます。AO選手権など地域選手権への出場権は、World Bocciaランキングに基づき、チーム・ペア戦は最大12ヶ国、個人戦は最大32名まで各クラスでの出場枠があり、今大会には16ヶ国から122名の選手(ランプオペレーター含む)がエントリーしています。8つの異なる国際競技大会タイプWorld Bocciaが定める競技及びランキングシステムに関して、2024年末に公表された最新版「Competition &amp; Ranking Manual」では、年間数十大会に上るWorld Boccia公認の国際大会が8つのタイプに分類されています。1. Paralympic Games(4年に1回)2. World Boccia Championships(4年に1回:中間年)3. World Boccia Regional Championships(2年に1回:各地域で実施・世界選手権およびパラリンピックへの重要なルート)※地域によってはIPC Regional Para Gamesが代用されることもある4. ①World Boccia Paralympic Team and Pairs Qualification Tournament(パラリンピック前に実施:代表選手輩出国以外でランキングによって招待) ②World Boccia Paralympic Individual Qualification Tournament(パラリンピック前に実施:代表選手出場権を持っていない選手でランキングによって招待)5. World Boccia Cup(年に最低4回:4地域での開催が理想とされる)6. World Boccia Challenger(年に最低6回:各地域パラゲームスもこのカテゴリーに代用される)7. International Invitational Events(ポイント対象外)8. World Boccia Open Youth Championships(ポイント対象外)これら8つの競技大会タイプはそれぞれ頻度が異なり、大会のランク付けも異なります。大会のランクによって、世界ランキングを決めるポイントの係数も異なるため、高いランクの大会に出場し、ポイントを獲得することが世界ランキングを上げるためにとても重要となります。出典:World Boccia Competition and Ranking Manual 上図のように、それぞれ4年に1度しか開催されないパラリンピックと世界選手権は最高ランクに位置付けられています。そして今回タイ・パタヤで開催されるAO選手権などの地域選手権はパラリンピック最終選考会(Qualification Tournament)と同等となる2番目に高いランクに位置付けられており、また翌年に開催される世界選手権やパラリンピックの直接選考も兼ねる大会となっているため、この大会での順位はとても重要となるのです。世界ランキングシステムの仕組みさて、AO選手権の順位によって来年行われる世界選手権への道も拓かれるわけですが、そこで権利を得られなくても世界ランキングでの選考があるので、このランキングを上ていくことも重要です。世界ランキングの計算方式は「Competition and Ranking Manual」の中で示されています。非常に難解なのですが、少し解説していきましょう。まず大会で獲得できるポイントは「大会出場」によるポイントと「勝利」によって得られるポイントに分類されます。「勝利」によるポイントは「予選ラウンド」から「決勝」までそれぞれ獲得できるポイントが異なり、以下の通りとなります。出典:World Boccia Competition and Ranking Manual また、先ほど出てきた大会ランクによる係数も異なります。その係数は以下のように示されています。出典:World Boccia Competition and Ranking Manual 正直この図を見ても「???」という方も多いと思います。簡単に説明すると、最高ランクの世界選手権やパラリンピックで獲得したポイントは4倍となり、大会終了翌日から1年間有効。1年が経過するとそのポイントの係数は少し減少し2.5倍換算となり、2年後に同等の大会が開催された時点で失効するということになります。同じく2番目に高いランクに位置付けられる地域選手権やWorld Boccia Cupなどは大会終了翌日から1年間獲得ポイントの2.5倍、翌年は1.5倍でポイント換算され、更に下位ランクのWorld Boccia Challengerではそれぞれ1年目が1倍、2年目が0.75倍で換算される形になります。つまり、より高いランクの大会で勝利を重ねることが世界ランキングアップのカギとなるのです。さぁ、みんなで火ノ玉JAPANを応援しよう!複雑で難解な部分もあったと思いますが、多少クリアになったでしょうか?少なくともAO選手権での成績が来年の世界選手権への直接的な道に繋がること、そしてランキングポイントの係数が高いこの大会でポイントを稼ぐことが世界選手権への近道となることはご理解いただけたかと思います。更に、こうした積み重ねが4年に1度のパラリンピック出場権を手繰り寄せるということもなんとなくわかったはず!まずは、AO選手権で勝利を重ね、最高ランクの大会である世界選手権に出場すること。そして世界選手権でまた勝利を重ね、ポイントを稼ぐことが、3年後のLA28パラリンピックへの重要なルートとなるのです。ということで、AO選手権が重要な大会であるということがわかったと思います。とはいえ、開催国のタイを始め、強豪ひしめくアジア・オセアニアでの戦いを勝ち抜くのは簡単ではなく、ここで勝つことは世界で勝つことに等しい価値があります。さぁ、みんなで火ノ玉JAPANを応援しよう!▶︎日本ボッチャ協会公式ファンコミュニティ「Bラボ」メンバーになって応援する▶︎日本ボッチャ協会公式Xをフォローする▶︎日本ボッチャ協会公式Instagramをフォローする▶︎日本ボッチャ協会公式Facebookページをフォローする

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勇気と知性を持って勝利をめざし、
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それが、ボッチャ日本代表
「火ノ玉ジャパン」です。

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【AO選手権】ペア戦 BC3 有田・一戸が金メダル、BC4 江崎・岩井が銅メダルを獲得!

Pattaya 2025 World Boccia Asia-Oceania Regional Championships火ノ玉JAPAN BC3ペアが金メダル、BC4ペアが銅メダルを獲得!2025年5月22日(木)からタイ・パタヤにて行われたPattaya 2025 World Boccia Asia-Oceania Championships(アジア・オセアニア選手権=AO選手権)は25日(日)からチーム戦・ペア戦の競技が行われ、本日全競技が終了しました。日本代表チームはペア戦で、BC3の有田正行(RO=有田千穂)・一戸彩音(RO=一戸賢司)ペアが金メダル、BC4の江崎駿・岩井まゆみペアが銅メダルを獲得しました。BC1/BC2チーム(杉村英孝・廣瀬隆喜・遠藤裕美)を含め、チーム戦、ペア戦では全クラス揃って準決勝に進出し、メダル争いを繰り広げました。※RO=ランプオペレーター昨夏行われたパリ2024パラリンピック競技大会でもペアを組み、ROを含めてそのコンビネーションの質を高めてきたBC3の有田・一戸ペア。今大会では予選グループリーグではパリ2024大会金メダルの香港にこそ敗れたものの、2勝1敗でプレーオフにまわり、シンガポールに5-1で勝利。準決勝では韓国を4-3で振り切り、オーストラリアとの決勝に挑みました。世界ランキング1位、2位を誇る相手にも冷静に戦い、最終スコア4-3という接戦を制し、有田・一戸にとって悲願の金メダルを獲得しました。BC4の江崎・岩井も表彰台に上がりました。昨年台北で行われたワールドカップでは宮原とのペアで銅メダルを獲得した岩井と江崎のペアは、予選グループを2勝1敗でノックアウト(KO)ラウンドに進出。準決勝では中国に1-8で敗れましたが、3位決定戦で地元タイに5-1で勝利し、AO選手権でも銅メダルを獲得。昨年のワールドカップに続き国際大会での表彰台に上がりました。また、昨年パリ2024パラリンピック競技大会で銅メダルを獲得したBC1/BC2チーム(杉村英孝・廣瀬隆喜・遠藤裕美)は予選グループラウンドでは4試合を戦って韓国戦こそ落としましたが、3勝1敗で準決勝に進出。パリ2024大会準決勝の再現となったインドネシア戦でしたが、パリの雪辱を果たすことはできず1-9で敗れました。こちらもパリ2024大会の再現となった韓国との3位決定戦では、最終第6エンドで3点を奪われ6-7で惜しくも逆転負けを喫し、4位となりました。メダリストコメント🥇BC3ペア有田正行選手のコメント「日本からの応援やメッセージをありがとうございました。現地ではスタッフの方々が選手ひとりひとりに耳を傾けて、全員を気持ちよくコートに送り出してくれました。その結果が全クラス入賞という結果につながりました。」一戸彩音選手のコメント「私自身も一緒にはなりますが、これからもみんなで力を合わせて火ノ玉JAPANらしいボッチャできるようにしていきますのでみなさん応援をよろしくお願いします。」🥉BC4ペア江崎駿選手のコメント「みなさん応援ありがとうございました。今回は銅メダルを獲ることが出来ました。最後の試合はなかなか厳しい戦いで本当に苦しい時間帯がありましたが、みなさんの応援だったり、いろんな人のサポートを思い出して、しっかりと戦い抜くことが出来ました。これからも応援よろしくお願いします。」岩井まゆみ選手のコメント「みなさん応援ありがとうございます。このあと2週間後には(ワールドカップ)北京大会が控えています。そこに向けてチーム一丸となって、またみんなで戦っていきたいと思いますので引き続きみなさんの応援をよろしくお願いします。」2028年のロサンゼルスパラリンピック、そしてそこに繋がる来年の世界選手権に向けて重要な位置付けとなった今大会では、個人戦と団体戦を合わせて金メダル2つ、銅メダル3つ、KOラウンド進出8つという成績となりました。強豪ひしめくAO選手権では、初の全クラスメダル獲得となり、チームの掲げる目標を達成しました。特にチーム戦、ペア戦では出場した全クラスが準決勝進出を果たし、表彰台やランキングポイントという結果と共に、多くの国際大会での試合経験を積むことが出来ました。今回の経験の中で得られた収穫と課題をいかし、火ノ玉JAPANは次の目標に向かって前進していきます。みなさま、応援ありがとうございました!チーム戦・ペア戦の競技結果■BC1/BC2チーム・遠藤裕美(福島県ボッチャ協会)/杉村英孝(TOKIOインカラミ) /廣瀬隆喜(西尾レントオール株式会社) 4位■BC3ペア・有田正行(株式会社電通デジタル) /一戸彩音(株式会社スタイル・エッジ) 🥇優勝 ■BC4ペア・江崎駿(トランコム株式会社) /岩井まゆみ(一般社団法人豊田市ボッチャ協会) 🥉3位公式リザルトは以下よりhttps://worldboccia.io/event/247

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【AO選手権】個人戦で遠藤が金メダル!杉村、一戸がそれぞれ銅メダルを獲得!

Pattaya 2025 World Boccia Asia-Oceania Regional Championships火ノ玉JAPAN 個人戦で金を含む3つのメダルを獲得2025年5月22日(木)からタイ・パタヤにて行われているPattaya 2025 World Boccia Asia-Oceania Championships(アジア・オセアニア選手権=AO選手権)の個人戦の競技が終了し、日本代表チームはBC1女子の遠藤裕美選手が金メダル、BC2男子・杉村英孝選手、BC3女子・一戸彩音選手がそれぞれ銅メダルを獲得しました。予選グループラウンドを2勝1敗のグループ2位で通過した遠藤選手は、ノックアウト(KO)ラウンドに進んでから強さを見せ、準決勝ではYee Jeralyn Tan選手(シンガポール)を8-0、決勝ではAngeline Lawas選手(マレーシア)を5-1のスコアで破り、見事金メダルを獲得。これが自身初となる国際大会での金メダルとなりました。準々決勝で杉村選手と廣瀬隆喜選手の日本人対決となったBC2男子では、この勝負を制した杉村が準決勝ではパリ2024パラリンピック金メダルの地元タイ代表Warawut Saengampa選手とのタイブレークにもつれ込む熱戦の末惜しくも敗れましたが、3位決定戦ではMuhammad Herlangga選手(インドネシア)を9-1で圧倒し、銅メダルを獲得。BC3女子の一戸彩音選手(ランプオペレーター=一戸賢司選手)は、準決勝でYejin Choi選手(韓国)に5-6の1点差で惜しくも敗れたものの、3位決定戦では予選グループラウンドでタイブレークの末に敗れたJamieson Leeson選手(豪州)との再戦に5-2で勝利し、前回大会での銀メダルに続き、今大会でも銅メダルを獲得し、AO選手権2大会連続での表彰台となりました。メダリストコメント遠藤裕美選手のコメント「今大会初の金メダルを獲得することができました。みなさんの応援が力になり最後まで戦い抜くことが出来ました。引き続き、チーム戦、ペア戦が待っています。そちらも引き続き応援よろしくお願いします。」杉村英孝選手のコメント「日本からたくさんのメッセージ、応援をいただきありがとうございました。そして支えてくださるスタッフのみなさん、チームメイトのみなさんに感謝したいと思います。今回の大会で得た収穫と課題をまた次の大会に繋げていきたいと思っています。このあとは団体戦が続きます。火ノ玉JAPAN一丸となって戦っていきたいと思いますので、引き続き応援をよろしくお願いします。」一戸彩音選手のコメント「みなさん応援していただきありがとうございました。みなさんの応援のおかげで表彰台に上がることが出来ました。後半のペア戦でも引き続き応援よろしくお願いします。」また、男子BC1・中村拓海選手やBC3・有田正行選手が準々決勝に進出したほか、グループラウンドで敗退した選手たちも価値ある勝ち星を上げ、来年の世界選手権、2028年のロサンゼルスパラリンピック競技大会に向け、良いスタートを切っています。大会は本日午後より団体戦(チーム戦、ペア戦)の競技がスタートしています。引き続き、火ノ玉JAPANへの応援をよろしくお願い致します!個人戦の競技結果■BC1女子・遠藤裕美(福島県ボッチャ協会) 🥇優勝■BC1男子・中村拓海(社会福祉法人愛徳福祉会 大阪発達総合療育センター) 準々決勝敗退■BC2女子・蛯沢文子(NTTコムウェア株式会社) グループラウンド敗退■BC2男子・杉村英孝(TOKIOインカラミ) 🥉3位・廣瀬隆喜(西尾レントオール株式会社) 準々決勝敗退■BC3女子・一戸彩音(株式会社スタイル・エッジ) 🥉3位■BC3男子・有田正行(株式会社電通デジタル) 準々決勝敗退■BC4女子・岩井まゆみ(一般社団法人豊田市ボッチャ協会) グループラウンド敗退・唐司あみ(株式会社CAC Holdings) グループラウンド敗退■BC4男子・江崎駿(トランコム株式会社) グループラウンド敗退公式リザルトは以下よりhttps://worldboccia.io/event/247

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