一般社団法人 日本ボッチャ協会

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第9回全国ボッチャ選抜甲子園大会 なっつみーズが悲願の初優勝!

船橋夏見特別支援学校 なっつみーズが初優勝



一般社団法人日本ボッチャ協会は、2024年8月10日(土)ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館・東京都墨田区)にて、「第9回全国ボッチャ選抜甲子園決勝大会」を開催しました。「船橋夏見特別支援学校 なっつみーズ(千葉県)」が初優勝を果たしました!

今年で9回目となった全国ボッチャ選抜甲子園。2024年5月30日(木)~6月14日(金)の日程でリモートにて実施した予選へのエントリー数は、史上最多の参加校となった昨年と並ぶ43校。そのうち3校が初出場となった予選では、各校が与えられた課題に対してそれぞれ取り組み、オンラインまたは郵送で動画を提出しました。既定の課題に対する総得点と提出された動画を実行委員会にて確認、審査の上で順位を決定し、決勝大会に進出する15校が選考されました。

開会式で選手たちにエールを送る日本ボッチャ協会の澤邊芳明代表理事



昨年の優勝チーム「小平プレミアムズ」からはパリ2024パラリンピック日本代表の一戸彩音選手(BC3)が輩出されるなど、年々レベルが上がる大会は若手選手の登竜門ともなっており、トーナメント方式で行われる決勝大会では、よりハイレベルな戦いが期待された決勝大会が昨日行われました。今年も真夏の東京で行われたトーナメント方式の決勝大会では、日本一をかけ熱戦が繰り広げられました。





今年も初戦から拮抗した好試合が多く、昨年覇者の小平プレミアムズ(東京)は初戦敗退という波乱。そんな中、決勝まで勝ち上がったのは昨年3位の「船橋夏見特別支援学校 なっつみーズ」と第6回大会準優勝の「府中けやきの森学園「けやっきーず」という実力校同士の頂上決戦となりました。

日本選手権での活躍も期待されるなっつみーズの小林蒼翔選手



粘り強い戦いを見せたけやっきーずの桐悠太選手


試合はエンドごとに大きく状況が変わる一進一退の試合となり、一投ごとに会場のボルテージも上がりました。最終結果は第2エンドで大量5点を奪ったなっつみーズが、昨年3位の雪辱を晴らし見事優勝を果たしました。

チームを鼓舞するなっつみーズの大峯充生選手


醍醐ちひろ選手は昨年3位のメンバー大峯選手、小林選手に深野翔生選手を加えたチームで雪辱を晴らした



火ノ玉JAPANでも活躍する唐司あみ選手を輩出したけやっきーずは、決勝でも3エンドで点数を重ね、実力校の力を十分に見せてくれました。3位決定戦では若い選手たちが多い佐世保特別支援学校 SASEBO BURGERSが筑波大学付属桐が丘特別支援学校 桐が丘ポローニアを下し、来年以降にも期待を抱かせる3位入賞を果たしました。

3位に入ったSASEBO BURGERSの山口響選手が大会MVPを獲得した



今年のエキシビジョンマッチには火ノ玉JAPAN・高橋和樹選手と唐司あみ選手が登場。大会を盛り上げてくれました!



【最終結果】
優勝
船橋夏見特別支援学校「なっつみーズ」大峯充生・小林蒼翔・醍醐ちひろ・深野翔生)



準優勝
府中けやきの森学園「けやっきーず」(鈴木虎太郎・桐悠太・中村光里)


3位
佐世保特別支援学校「SASEBO BURGERS」(山口響・山口翼・末吉志朗・本山煌)


4位
筑波大学付属桐が丘特別支援学校「桐が丘ポローニア」(下村侑生・勝田凛華・根岸勇気・山本秀栄)

今年もまた一段とレベルが上がった様子が見られたボッチャ甲子園。ここから火ノ玉JAPANに入る選手も増えている事実もあり、その登竜門としての期待も上がります。未来ある中高生の選手たちの今後の活躍も楽しみです。

公式競技結果は以下より。
第9回全国ボッチャ選抜甲子園 決勝大会 競技結果

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大会名
開催場所墨田区総合体育館(東京都墨田区錦糸4-15-1)
大会日程【予 選】2024年(令和6年)5月30日(木) ~ 6月14日(金) 動画アップ期限 :6月14日(金)18時 郵送着期限 :6月18日(火)必着 【決 勝】2024年(令和6年)8月10日(土)

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