第5回ボッチャオープンチャンピオンシップが9/26(金)〜28(日)の3日間にわたり、カルッツかわさき(神奈川県川崎市)にて行われました。
参加者数の増加に伴い、初の3日間開催となった今大会はこれまで以上にハイレベルな大会となりました。
身体障がい者手帳を所持している肢体不自由者を対象に、障がいの程度が「BC1」〜「BC4」に相当しない選手のために創設された日本独自のクラスであるオープンクラスの全国大会「ボッチャオープンチャンピオンシップ」。男女それぞれ個人戦オープン(OP)座位、オープン(OP)立位のクラスで競技を実施。投球時の姿勢が座位であるか、立位であるかで判断され、2つのクラスで競技が行われます。
第5回となる今大会には、全クラス合計で昨年を超え過去最多となる166名の選手がエントリー。最大14コートを使用して競技が実施されました。
オープンチャンピオンシップでは、選手数が増えているだけではなく、年々各試合のレベルも高くなり、勝ち抜くのが簡単ではない大会となっています。
大会第3日目、各クラスの準々決勝、準決勝、決勝が行われ、それぞれの今年の王者が決定しました。
OP座位女子では、樋口瑠菜選手(大阪ボッチャ協会)がしっかりと分析してきた相手選手たちとの勝負を勝ち上がり、見事優勝を果たしました。
OP立位女子は大会3連覇中の小西麻衣選手(トヨタループス(株))が、プレッシャーを跳ね退け、見事4連覇を達成。
65名がエントリーした最激戦区のOP座位男子では、昨年準優勝の実力者安井達哉選手(BASE(株))が、昨年は立位で大会を制した大峯充生選手(MATSUDO GREEN. BC)との頂上決戦に勝って、見事昨年の雪辱を晴らす優勝。
またOP立位男子では、チームメイトの吉永和樹選手(豊田市ボッチャ協会)がこちらも52名がエントリーという厳しい戦いを勝ち抜き、初制覇しました。
↑各クラスで優勝を果たした選手たち。左からOP座位女子・樋口選手、OP立位女子・小西選手、OP立位男子・吉永選手、OP座位男子・安井選手
出場した選手の皆さま、関係者の皆さま、お疲れさまでした!
そして応援して下さった皆さまありがとうございました!
大会最終結果
【OP座位女子】
🥇樋口瑠菜(大阪ボッチャ協会)
🥈杉原あや香(豊田市ボッチャ協会)
🥉齋藤彩美(埼玉ボッチャクラブ)
【OP立位女子】
🥇小西麻衣(トヨタループス(株))
🥈松永晴美(静岡ボッチャクラブ)
🥉山田愛莉(UNITIVE291)
【OP座位男子】
🥇安井達哉(BASE(株))
🥈大峯充生(MATSUDO GREEN.BC)
🥉大野凌弥(豊田市ボッチャ協会)
【OP立位男子】
🥇吉永和樹(豊田市ボッチャ協会)
🥈飯泉凛(MATSUDO GREEN. BC)
🥉池田一輝(福岡ボッチャクラブ)
大会第3日目の全競技結果は以下より
第5回ボッチャオープンチャンピオンシップ 第3日目の競技結果
今大会の各クラス星取表/トーナメント表は以下より
2025OP選手権 トーナメント表